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ベストセラー「粗食のすすめ」の幕内秀夫氏が提唱する食生活改善 法。幕内氏は、長年、帯津三敬病院や松柏堂医院で食事指導をしてき ました。帯津三敬病院で幕内氏が指導したがん患者の方は、5千人を 超えるそうです。
独自の哲学と理論をベースにしたアドバイスは、患者さんの状況を踏 まえた柔軟性があり、無理なく継続ができ、その結果、高い効果が期待 できるよう工夫されています。
がん患者のための食事指導というと、通常の病院では現代栄養学に基 づくもの、代替療法を重視する指導者では玄米菜食や生食、断食と いった特殊なものがすすめられますが、幕内氏はどちらとも一線を画 しているとの事です。
現代薬膳とは、中国薬膳「陰陽五行」がベースとなっています。 陰陽五行とは、すべての事象は陰と陽からできていて、それぞれ5つ の性格に分けられ、お互いに影響を与え合っているという考え方です。
たとえば熱い夏には陰の食べ物(すいか、なす、緑豆など)で体を 冷まし、寒い冬は陽の食べ物(牛肉、鶏肉、しょうがなど)で体を温 めるというバランスのとり方をします。
また、五行の考え方では、味は「酸」「苦」「甘」「辛」「鹹(かん) 塩辛い」の5つに分けることができ、これらを体調に応じてバランスよ く取り合わせることが健康的な料理という考え方です。
そして、中国薬膳の考え方をベースに現代栄養学の知識を加え、日本 の風土にあった独自の食事指導が現代薬膳の考え方です。
故マックス・ゲルソン博士は、ドイツで生まれ、1933年にアメリカ へ移住し、ニューヨークで医師になりました。博士は、自らの偏頭痛 が食事を変えることで治ったことから、その方法をがん患者の治療に 応用できないかと研究を続け、独自の食事療法である「ゲルソン療法」 を完成させました。
大量の生野菜ジュースを摂取することや、塩抜き、脂肪・動物性 たんぱく質抜きの食事が、その代表的な手法です。野菜ジュースの量 は、1日2000〜3000mlを数回に分けて飲み、その主役が 「ファイトケミカル」とよばれる物質郡です。
「ファイトケミカル」とは、にんじんに含まれるβーカロテン、 トマトの赤色の色素リコピン、ほうれん草に多く含まれるいるルチン、 にんじん、かぼちゃにたくさん含まれるているa-カロテン、大豆の イソフラボン、緑茶のカテキンなどがあります。また、ひじきやわかめ 昆布などの海藻に含まれているフコキサンチンにも、強い抗酸化作用が あります。
「生野菜と玄米の粉。それもわずかな量だけ」以上が甲田療法のメニューです。1日の大半を裸療法などの西医学療法(薬を使わないで病気を治す医学)に費やします。 甲田療法の食事は、1日1000キロカロリーにも満たない超低エネルギー食です。1日に2000〜2300キロカロリーは必要だといわれている栄養学の常識からすれば、間違いなく栄養失調になってしまいます。
しかし、甲田光雄医師をはじめ、多くの人がこの食事を実践して健康でいるのです。がんなどの難病が治ったという報告も少なくありません。 なぜこれだけの低エネルギー食で生きていけるのか、がんが治るのか、現代医学ではいまのところ解明できない謎となっています。
現代栄養学では、酵素は栄養素としてあまり注目されてきませんでした。主流たんぱく質、炭水化物、脂肪の3大栄養素に、ビタミン、ミネラル、食物繊維、水を加えた7大栄養素。そこに酵素が入っていないのは、死ぬまで体内で必要量が作られると信じられていたからです。 外から補う必要がないから、栄養学では扱わなかったといってもいいでしょう。
ところが、1985年、酵素を50年以上研究し続けてきたアメリカのエドワード・ハウエル博士が「酵素栄養学」を出版した事で、酵素栄養学という新しい学問が注目されるようになりました。博士は、酵素こそ健康の源であり、不足する事が病気の原因だと説き、外から補う必要があると主張したのです。
博士の理論をベースに、鶴見隆史医師が自らの長年の経験を生かして、研究・考慮した実践的がん治療法が酵素栄養療法です。 酵素栄養学では、がんの原因は酵素の摂取不足からくると考えています。
マクロビオティックとは、ギリシャ語で「偉大なる生命」を意味します。一般的には「食養生」と呼ばれ、玄米菜食を基本にした食事療法を指します。
マクロビオティックでは、病気の原因は食の間違いにあると考えます。そして、宇宙の法則に即した正しい食事(正食)をおこたらなければ病気は治るはずだという信念のもと、メニューを組み立てています。 肉類、乳製品などの動物性食品、白砂糖を一切とらないことが特徴です。
マクロビオティックの3大特徴として、 1、がんをつくったり、せいちょうさせるような食べ物は口にいれないという要素。これは動物性脂肪や砂糖の過剰摂取をやめるという事。 2、毒素を排出するような食事である事。3、体を温めるという要素。
玄米菜食を行うには、しっかりした指導を受け、強い意志をもってはじめる必要があります。
「がんを治す療法事典」参照
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