人間も畑と同じ。体内の微生物が元気になれば、健康になる。~松宮隆氏

松宮隆(まつみやたかし)氏

昭和27年生まれ。広島県出身
投資家を経て、郵便の広告事業、サプリメントや化粧品会社などを経営後、長野県に移住、グリーンプラネット農園を営む
株式会社 トータルビューティー&ヘルスケア代表取締役
社団法人 国際アンチエイジング協会代表理事
社団法人 全国町づくり自然農法推進機構理事
軽井沢健康研究所 グリープラネット代表

 一般社団法人 日本がん難病サポート協会主催・第4 回統合医療研修会で、統合医療体験談を発表された松宮さんに、詳しくおききしました。

20 歳から3 回もがんに

 私は現在長野県で無農薬・無肥料でレタスをつくっています。 20歳のとき、胃がんになりました。胃は全摘出し、胆のうと十二指腸も摘出しました。その翌年、21歳のときには直腸がんの末期で余命宣告をされました。しかし良いと思われるいろいろな方法を試して、なんとか乗り切り、無事青年期を過ごしました。23歳からビジネスを起しアメリカに行ったりしていたので、ストレスが多い生活だったからでしょうか、40歳前に今度はC型肝炎から肝硬変になりました。なかなか治らず、大変苦労しました。
 50代になってまた大腸がんになり、楽しい老後を夢見ていたのに、もう終わりなのかと絶望しました。潰瘍性大腸炎もあり、下痢が止まらず普通の生活ができないでいました。 でも、ある発酵バイオ食品(ミラクルフルーツ)と出会い、それを試したところ36年間患っていた潰瘍性大腸炎がわずか1ヶ月で治りました。今までさんざんサプリ等を試しても治らなかったのに、わずかな期間で潰瘍性大腸炎が治ったことは、私にとっては驚愕の出来事でした。
 このことがきっかけとなり、微生物に興味を持ち、実際に自分の畑でも試したところ、私のような素人でも驚くような収穫量と美味しい作物ができ、本来の自然の循環を取り戻さなくてはいけないということに気づきました。
 その頃から日常生活では完全にベジタリアンになっていましたが、今まで持病だった高血圧が治り、鼻炎アレルギーが治り、不整脈が治り、前立腺肥大がわずかな期間で治ってしまいました。 自分が患っていた病気のすべてが治ったのは、身体の中に生きている微生物を元気にしたことだとわかったときには、目からウロコが落ちる思いでした。 私たち人間も、畑も同じなんだ!
 このことがわかったことで、私の人生は一変しました。

*この他、「グリーンプラネット軽井沢健康研究所」で提供している発酵食品や健康に関する情報を掲載しています。
*特に「医療大麻」については、最新情報を掲載しています。 「医療大麻」は、これまでどのような医薬品でも改善されなかったエイズやがんをはじめとする疾患250種類にも効果があると科学的に立証されました。副作用を恐れることなく、様々な症状の緩和に利用できます。

医者にも薬にも頼らない生き方
●ナチュラルハーモニー代表・河名 秀郎氏

「医者にも薬にも頼らない生き方」。これは今の時代、可能なのでしょうか。そんなことは無理だと思われる方が多いと思います。 自分の体験から言えば、それは不可能ではなく、むしろ居心地の良い生き方です。 今の、人間の都合で生きているライフスタイルから、自然を中心とし、人は自然のなかに生かされている存在だと考えて生き方を変革したとき、医者も薬も必要としない暮らしができるのだと実感しています。

フィリピンのバルナバクリニックを見学
2013年3月のことですが、フィリピンのバルナバクリニックにバイオノーマライザー製造元の三旺インターナショナル前田社長及びスタッフの方々と一緒に同行させて頂けました。バルナバクリニックの冨田さんは、クリニックをする前には日本で4年ほど助産師をしていた経験で、モルジブで勤務することになりました。自然食よりも現代医療や栄養学を実践してきて、人の役に立ちたいと思い行ってみると、病気もない・お産の助けもいらなかったそうです。

感性で好きなことをやりなさい~秋山峰雄さんからのメッセージ~
ヒーリングアーティストの秋山峰雄さんの個人セッショ を代表の坂井と編集スタッフの白銀が受けました。生き方について参考になることを話されたので、ご紹介します。

マクロビオティックセミナーより
①食・体・心は一体。どれかが間違った方向にあるとき、病気になり、病気は心身の調和反応
磯貝昌寛氏(こくさいや代表)

磯貝先生がマクロビオティックにたずさわることになった経緯や食用相談の実例についてのお話をレポートしました。

②わかりやすい「食」の方程式で健康に
オオニシ恭子氏(やまと薬膳クッキングスタジオ・いってん代表)

「食の方程式」とは何か、なぜ「食の方程式で健康になるか、オオニシ先生の料理講座で話されたことや、お料理のレシピを公開しています。

タヒボ茶について
坂井康起氏(ドイツ州立大学補完代替医療講師)

がん患者と向き合って29年の坂井先生。がんに対抗する3つの武器(水・タヒボ茶・ミラクルフルーツ)についての講座レポートです。 坂井先生の講座に関連した次の情報も掲載しています。
*白砂糖の弊害
*食品添加物の実態と防ぎ方
*ミネラル関連情報
*水素水と解離水…水は健康に非常に大切です。水素水についての情報と解離水について詳しく掲載しています。解離水は、電気エネルギーで水を素粒子に変えたもので、直接細胞に入る水です。細胞に入った水は、体の異物を排除し、エネルギーを作るパワーに貢献します。

・・・続きは希輝(きらら)通信14号に掲載しています・・・・

~編集担当・しろがねの感想~

今号は非常に盛りだくさんで読みごたえのある内容になっています。多くの情報は、意識してレポートしたり記事を集めたわけではありませんが、出来上がってみると「自然と調和することが、健康につながる」というコンセプトの情報ばかりになりました。
物質(お金やモノ)ばかりを追い求め農薬や化学薬品を使い、自然と調和することから離れてしまった弊害が私たちを苦しめる病気となって現れていると、今号に掲載した先生方はおっしゃっています。病気は悪ではなく、サインです。サインだから、きっと元気になれると信じたいです。今号がこれまでの生活習慣や生き方をふり返り、「元」の「気」、すなわち「元気」になるきっかけになれば幸いです。